クリスマスツリーのイラスト!簡単で可愛い手書き法と無料サイト


こんにちは。リヴェルニーお菓子店、運営者のあきらです。街がイルミネーションで輝き始めると、お店の飾り付けやメッセージカードの準備でわくわくしてきますよね。でも、ちょっとしたスペースにクリスマスツリーを描きたいと思ったとき、絵心に自信がなくてペンが止まってしまうことってありませんか。実は、クリスマスツリーのイラストは、簡単で可愛い描き方さえ知っていれば、誰でもすぐにマスターできるんです。また、無料のサイトを活用すれば、おしゃれなデザインをすぐに取り入れることも可能です。今日は、私が普段お店のPOPや常連様へのメッセージカードで実践している、誰でも描けるテクニックや便利なツールを余すことなくお伝えします。

  • ボールペン1本で描ける簡単な手書きイラストのテクニック
  • 不器用さんでも失敗しない三角形や丸を使った可愛いデザイン
  • 商用利用もできる便利な無料イラスト素材サイトの活用法
  • 手帳や壁面装飾に使える2024年のトレンドを取り入れたアイデア
目次

クリスマスツリーのイラストは簡単で可愛いのが一番!手書きのコツ

「絵を描くのは苦手…」という方でも大丈夫です。むしろ、クリスマスツリーに関しては、写実的でリアルな絵よりも、少し力が抜けたような「ゆるい」イラストの方が、今のトレンドにも合っていて可愛らしく仕上がります。ここでは、私が実際に試してみて「これなら誰でもできる!」と感じた、簡単な手書きのアイデアを具体的にご紹介しますね。特別な画材は必要ありません。手元にあるペンと紙を用意して、コーヒーでも飲みながらリラックスして試してみてください。

ボールペンでぐるぐる描く簡単な描き方と可愛いアレンジ

一番おすすめなのが、ボールペンを使って「線をぐるぐると描くだけ」のテクニックです。きっちりとした直線を描こうとすると、どうしても歪みが気になってしまいますが、最初からラフな線を目指せば、多少のブレも「手書きの味」として魅力に変わります。

やり方はとてもシンプルです。まず、緑色のペンを用意してください。紙の上に、小さな円をぐるぐると描いていきます。最初は頂点になる小さな丸を描き、そのすぐ下にもう少し大きな丸の集合体を、そしてさらにその下にもっと大きな丸を…というように、下に向かって末広がりに描いていくだけです。あえて隙間を残したり、円の大きさを不揃いにしたりすることで、もこもこした葉っぱの質感が生まれます。

ぐるぐる描きのポイント

最後に全体のバランスを見て、赤や金色のペンで「点」を打つようにオーナメントを描き足すと、一気に華やかになります。ペン先を紙に押し付けるようにして、少しインクを溜めるように点を打つと、ぷっくりとした飾りのような立体感が出ますよ。

三角形を重ねるだけのシンプルでおしゃれなデザイン術

もっと記号的で、北欧風のデザインが好きな方には「三角形スタッキング」がおすすめです。これは、大きさの違う3つの三角形を縦に重ねるだけの方法ですが、バランスの取り方ひとつでぐっとおしゃれに見えます。

定規で引いたような真っ直ぐな線でもいいですし、あえて手書きで少しふにゃっとした線にすると、柔らかい印象になります。一番上の三角形を少し小さく、下に行くほど平べったく大きく描くのが、安定感のあるツリーに見せるコツですね。三角形同士をぴったりくっつけず、少しだけ隙間(ギャップ)を空けて描くと、抜け感が出て今っぽいデザインになります。

白黒のペン1本で描ける大人っぽい手書き風の表現

カラフルなのも可愛いですが、黒のボールペン1本で描く「モノクロツリー」も意外と素敵なんです。特に、カフェのメニューボードや、クラフト紙(茶色の紙)のメッセージカードに描くと、インクの黒が際立ってとても映えます。

描き方は、一本の線でジグザグと上から下まで一筆書きをする「ワンストローク」スタイルがおすすめ。ペンを紙から離さずに、迷いなく線を引くのがポイントです。シンプルですが、大人っぽくて洗練された雰囲気が出ますよ。もし万年筆をお持ちでしたら、インクの濃淡が出るので、さらに深みのある雰囲気が楽しめます。

マスキングテープを使った可愛いアレンジ方法とアイデア

「ペンで描くのもどうしても緊張してしまう」という方は、マスキングテープ(マステ)を使ってみてはいかがでしょうか。これは描くというよりは「貼って作る」工作に近い感覚ですが、立派なイラストとして成立します。

緑系やチェック柄、あるいはゴールドのマスキングテープを適当な長さに手でちぎって、画用紙に三角形になるように貼っていくだけです。ハサミできれいに切るのではなく、あえて手でちぎることで断面がギザギザになり、それがちょうどツリーの葉っぱのような自然な質感を出してくれます。頂点に星のシールを貼れば、誰が見ても可愛いクリスマスツリーの完成です。

12月の手帳や日記を彩る小さなアイコン作成のヒント

この時期、手帳(ほぼ日手帳など)のマンスリーページや日記の隅っこに、小さなクリスマスのアイコンを描きたいという方も多いですよね。1cm四方のような小さなスペースに描くときは、あまり細かく描きすぎないのが鉄則です。

例えば、緑色のマーカーで単純な「▲」を描いて、その上に茶色のペンで幹を一本足すだけ。これだけで十分クリスマスツリーに見えます。日付の横にちょこんと添えたり、予定がある日のマークとして使ったりするだけで、ページ全体が12月の楽しい雰囲気になりますよ。手帳デコレーション初心者の方にもぜひ試してほしいテクニックです。

2024年のトレンドカラーを取り入れた配色のポイント

毎年、インテリアやファッションに流行色があるように、クリスマスのイラストにもその年のトレンドを取り入れると、ぐっとおしゃれになります。2024年から2025年にかけては、明るく前向きな色が注目されています。

一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)が発表した2024年の色は「ハロー!ブルー(Hello! Blue)」という、優しく明るいブルーでした。これをヒントに、いつもの緑色のツリーに、明るい水色やターコイズブルーのオーナメントを描き足してみてはいかがでしょうか。また、2025年に向けては「ホライゾン・グリーン」のような自然を感じさせる緑も注目されています。

(出典:一般社団法人 日本流行色協会『2024年の色』

北欧風の温かみある色使いとデザインの特徴

最近は雑貨屋さんでも「北欧風」のデザインがとても人気です。イラストで北欧風を表現したいときは、色使いを工夫してみましょう。鮮やかな原色の緑や赤(クリスマスカラー)ではなく、少しグレーがかった「くすみカラー」や「オリーブグリーン」、「マスタードイエロー」を選ぶのがコツです。

デザインも、枝葉をリアルに細かく描くよりは、丸や三角、四角といった幾何学模様を組み合わせたシンプルなものが好まれます。余白を大切に描くと、より北欧らしい、静かで温かい雰囲気が出ると思います。

クリスマスツリーのイラストで簡単・可愛い素材が見つかるサイト

自分で描く時間がないときや、もっと本格的なデザインを使いたいときは、無料の素材サイト(フリー素材サイト)を活用するのも賢い方法です。ただ、サイトによって「商用利用」のルールやダウンロードの手順が違うので、私が普段のお店の運営でよく使っているおすすめのサイトとその特徴をまとめてみました。用途に合わせて使い分けてみてください。

無料で商用利用も安心な「Tsukatte」の活用法

私がお店のちょっとしたPOP作りや、急ぎのお知らせ作成でよく利用するのが「Tsukatte(ツカッテ)」です。このサイトの最大の魅力は、何といっても「会員登録不要」ですぐに画像をダウンロードできる手軽さです。

絵柄もシンプルで可愛らしく、手書き風の温かみがある素材が多いので、どんなシーンにも合わせやすいんです。商用利用もOKなので、お店のチラシやWebサイトなどにも安心して使えます。特に「透過PNG」形式でダウンロードできるので、背景のある画像の上に重ねても白い枠が出ないのが便利ですね。

注意点

商用利用の場合、1つの制作物につき「20点まで」という制限があります。チラシ1枚程度なら問題ありませんが、大量のカットを使うカレンダーや冊子を作る場合は規約をよく確認してくださいね。

圧倒的な素材数を誇る「イラストAC」の検索術

とにかくたくさんの種類から選びたい!という時は、やっぱり国内最大級の「イラストAC」が頼りになります。検索窓に「クリスマスツリー 手書き」や「クリスマスツリー 水彩」と入れるだけで、数え切れないほどの素材が出てきます。

プロのイラストレーターさんが投稿しているのでクオリティが高く、様々なタッチの絵が見つかります。ただし、無料会員だと1日の検索回数(4回までなど)やダウンロード数に制限があるので、あらかじめ「今日は水彩風のツリーを探すぞ」と欲しいイメージを固めてから検索するのが効率的です。「ベクター」や「JPEG」など、使いたい形式を絞り込んで検索するのもおすすめですよ。

デザイン作成まで完結できる「Canva」のテンプレート

素材を探して、それをダウンロードして、別のソフト(WordやPowerPointなど)で編集して…という作業が面倒な方には「Canva(キャンバ)」が最強のツールかもしれません。Canvaなら、クリスマスツリーのイラスト素材が豊富にあるだけでなく、それを使ったポスターやカードのテンプレートまで揃っています。

「クリスマスツリー」で素材検索をして、気に入ったイラストをドラッグ&ドロップするだけで配置完了。文字入れも簡単なので、デザイン初心者の方には特におすすめです。無料プランでも十分可愛い素材がたくさんありますが、王冠マークのついた有料素材(Pro版)も多いので、フィルター機能で「無料」に絞り込むとスムーズに探せます。

サイト名特徴・メリット注意点
Tsukatte登録不要ですぐ使える 手書き風で可愛い商用は20点まで
イラストAC素材数が圧倒的に多い 日本向けの素材が豊富無料会員は検索・DL制限あり
Canva編集までこれ一つで完結 おしゃれなテンプレ多数一部有料素材が含まれる

おしゃれな壁面装飾に使える型紙や画像の探し方

保育園やイベント会場、あるいはお家のリビングなどの「壁面」を大きく飾りたい場合、小さな画像を無理やり引き伸ばして印刷すると、画質が粗くなってガタガタになってしまうことがあります。そんな時は「壁面 型紙 無料」といったキーワードで検索すると、画用紙で作るための型紙が見つかります。

また、画像を拡大して印刷して使いたい場合は、拡大しても線がぼやけない「ベクターデータ(AIやEPS形式)」を扱っているサイトで探すのがポイントです。ご家庭のプリンターで印刷する場合は、ポスター印刷機能(A4用紙4枚に分割して印刷するなど)を使うと、迫力のある大きなツリーが作れますよ。

保育園や掲示物に便利なかわいいフリー素材の選び方

お子様向けの掲示物や、保育園・幼稚園のお便り(園だより)などに使う場合は、スタイリッシュさよりも「親しみやすさ」が一番大切ですよね。リアルな描写よりも、線が太くてはっきりした、キャラクターのような可愛らしいタッチのイラストが好まれます。

また、お便りなどは白黒印刷で配布することも多いと思うので、「白黒(モノクロ)対応」の素材かどうかもチェックポイントです。カラー素材をそのまま白黒印刷すると、緑と赤が同じようなグレーになってしまい、絵が潰れて見にくくなってしまうことがあります。「線画」や「ぬりえ」のカテゴリーで探すと、白黒印刷でもきれいに映える素材が見つかりやすいです。

まとめ:クリスマスツリーのイラストは簡単で可愛いものを選ぼう

ここまで、手書きのコツや便利なサイトについてご紹介してきました。クリスマスツリーのイラストは、決して難しいものではありません。簡単で可愛い描き方を知っているだけで、クリスマスの準備が何倍も楽しくなりますし、手書きのカードをもらった相手もきっと温かい気持ちになるはずです。

自分でボールペンでぐるぐると描いてみるのも愛着が湧きますし、時間がない時は優秀なフリー素材サイトに頼るのも賢い選択です。ぜひ、今年の冬はあなたらしい方法で、素敵なクリスマスツリーを飾ってみてくださいね。私もお店のボードに、今年覚えた新しい描き方でツリーを描いてみようと思います。

※各サイトの利用規約やライセンス情報は、記事執筆時点のものです。実際に利用される際は、必ず最新の公式サイトの情報を確認してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次