極もちホットケーキミックスのアレンジ!人気レシピ13選を紹介

こんにちは。リヴェルニーお菓子店、運営者のあきらです。

「ホットケーキミックスなんてどれも同じでしょ?」と思っていませんか?実は私も以前はそう思っていました。でも、この「極もち」に出会ってからは、その考えが完全に変わりました。特に、モチモチとした食感が特徴の極もちホットケーキミックスを使ったアレンジレシピを探している方も多いのではないでしょうか。

普段のおやつ作りにおいて豆腐を使ったドーナツやポンデリング風のスイーツを作りたいと考えたり、ときにはクッキーやスコーンを焼いてみたいと思うこともありますよね。また、甘いものだけでなく肉まんやピザといった食事系のメニューや、レンジや炊飯器を活用して簡単に調理したいというニーズも増えています。卵なしで作れるのか、揚げない調理法はあるのかといった疑問を持つ方もいるはずです。この記事では、そんな皆さんのために私が実際に試して美味しかったレシピやコツを、失敗談も含めて詳しくご紹介します。

  • 極もち特有のモチモチ食感を活かしたスイーツレシピが分かる
  • 発酵いらずで簡単なパンやピザなど食事系メニューを知れる
  • 豆腐やヨーグルトを使ったヘルシーなアレンジ方法を学べる
  • 失敗しないための調理のコツや代用アイデアを持ち帰れる
目次

極もちホットケーキミックスのアレンジでお勧めのお菓子

極もちは国内産小麦を100%使用しているため、他社の製品と比べて粘りと弾力が段違いです。日清製粉ウェルナの公式サイトによると、国産小麦の中でも特に弾力の強い「ゆめちから」という品種をブレンドしているそうです(出典:日清製粉ウェルナ『日清 極もち・極しっとりシリーズ』)。この特性を最大限に活かすなら、やはりモチモチ感を主役にしたお菓子作りが欠かせません。ここでは、私が実際に作ってみて「これはリピート確定だ」と感じたスイーツ系のアレンジをご紹介します。

豆腐を使えば極もちでポンデリングが作れる

このレシピは、極もちを使うなら絶対に外せない鉄板のアレンジです。ミスタードーナツのポン・デ・リングのような、あのもっちりとした弾力を自宅で再現するには、極もちと豆腐の組み合わせが最強だと確信しています。

材料と黄金比率

作り方は非常にシンプルですが、豆腐とミックス粉の比率で食感が劇的に変わります。私が何度も試作して辿り着いた「最強のモチモチ比率」は以下の通りです。

仕上がりイメージ極もち(分量)絹ごし豆腐(分量)特徴
ハードな弾力180g (1袋)130g噛み応えがあり、お腹にたまる。成形しやすい。
至高のモチモチ180g (1袋)150g一番のおすすめ。ポンデリングに最も近い食感。
やわらかめ180g (1袋)180g生地が手にくっつきやすいが、冷めても柔らかい。

作り方のポイント

水は一切使いません。豆腐の水分だけで生地をまとめるのがポイントです。手でこねて耳たぶくらいの硬さになったら、小さく丸めてクッキングシートの上にリング状に並べ、そのままシートごと油に入れます。

美味しく作るコツ 豆腐は水切りせずにそのまま使いますが、水分量はメーカーによって違うので少しずつ加えて調整してください。揚げたてにきな粉や砂糖をまぶすと絶品です。揚げ油の温度は160〜170度の低温〜中温でじっくり揚げると、中まで火が通りモチモチになります。

冷めても固くなりにくく、翌日でもモチモチ感が持続するのは極もちならではの魅力ですね。

クッキーのアレンジはカントリーマアム風に

極もちでクッキーを作ると、サクサクというよりは「しっとりソフト」な食感に仕上がります。これがまるでカントリーマアムのような味わいになると評判なんです。

しっとりさせるための手順

バターと砂糖を混ぜたボウルに卵を加え、最後に極もちをさっくりと混ぜ合わせます。ここで練りすぎないことが重要です。チョコチップやナッツをたっぷりと練り込み、スプーンですくって天板に落として焼くだけのドロップクッキーにするのが手軽でおすすめです。

アレンジのアイデア ココアパウダーを混ぜて「チョコクッキー」にしたり、抹茶パウダーとホワイトチョコで「和風クッキー」にするのもおすすめです。一般的な薄力粉のクッキーレシピよりも、生地がダレにくいのが特徴です。焼き時間を短めにすると、中が半生のようなしっとり食感を楽しめますよ。

極もちとサラダ油で作るスコーンのレシピ

バターを使わずにサラダ油で作るスコーンも、極もちを使えばパサパサせずに美味しく作れます。ホットケーキミックス特有のバニラの香りが控えめな極もちは、粉の味がしっかりしているのでシンプルなスコーンにぴったりなんです。

バターとサラダ油の違い

バターを使うと風味豊かでリッチな味わいになりますが、サラダ油を使うとあっさりと軽い仕上がりになり、冷めてもガリガリになりにくいというメリットがあります。

比較項目バター使用サラダ油使用
準備の手間室温に戻す手間が必要そのまま使えて楽チン
食感サクサク・ホロホロザクザク・中しっとり
コスト高め安価

ボウルに極もちとサラダ油を入れて手で擦り合わせるようにしてポロポロの状態にし、そこに牛乳を少しずつ加えて生地をまとめます。あとは包丁でカットしてトースターやオーブンで焼くだけ。外側はザクザク、中はふんわりとした食感の対比が楽しめます。休日の朝食に、ジャムやクロテッドクリームを添えて出すと、カフェ気分が味わえますね。

レンジで作る蒸しパンは朝食にもおすすめ

忙しい朝にぴったりなのが、電子レンジで作る蒸しパンです。極もちを使うと、蒸しパン特有の「ネチャッ」とした感じが少なく、弾力のあるしっかりとした生地になります。

加熱時間の目安

マグカップや耐熱容器に材料を混ぜて、ふんわりとラップをかけて加熱します。加熱しすぎるとカチカチになるので注意が必要です。

  • 500Wの場合:約2分〜2分30秒
  • 600Wの場合:約1分40秒〜2分

さつまいもの角切りやチーズを入れると、栄養バランスも良くなります。特にチーズを入れると、甘じょっぱい味わいが後を引きます。冷めると少し硬くなりやすいので、食べる直前に少し温め直すのが美味しく食べるポイントです。

揚げない焼きドーナツならヘルシーで安心

「ドーナツは食べたいけれどカロリーが気になる」という方には、揚げずにオーブンで焼く焼きドーナツがおすすめです。極もちの生地は油で揚げなくても十分に美味しい弾力が出るため、焼きドーナツにしても満足感があります。

シリコン製のドーナツ型に生地を流し込んで焼くと、きれいな形に仕上がります。揚げていない分、軽い口当たりになるので、ついつい2個、3個と手が伸びてしまうかもしれません。

焼きすぎに注意 焼きすぎると水分が飛んで硬くなってしまうので、竹串を刺して生地がついてこなければすぐに取り出しましょう。焼き上がったらすぐに型から外さず、粗熱が取れるまで待つと崩れにくいです。

ヨーグルトを加えてしっとりケーキに

パウンドケーキやマフィンを作る際、牛乳の一部をヨーグルトに置き換えると、驚くほどしっとりとした仕上がりになります。ヨーグルトの酸味が極もちの甘さを引き立て、さっぱりとした味わいのケーキになります。

特にブルーベリーやクリームチーズとの相性が抜群です。混ぜて焼くだけのワンボウルレシピでも、お店で買ってきたような本格的な味わいになるので、手土産にも重宝しますよ。ヨーグルトは水切りなしで使うと、ふんわり感が増します。

炊飯器を使えば巨大カステラも簡単に完成

オーブンを使うのが面倒なときは、炊飯器にお任せしてしまいましょう。内釜に材料をすべて入れて混ぜ、炊飯スイッチを押すだけで、巨大なカステラ風のケーキが完成します(お使いの炊飯器がケーキモードに対応しているか必ず確認してください)。

底の部分が良い色に焦げて、香ばしい香りが漂います。極もちを使うと、普通のホットケーキミックスよりも目が詰まった、食べ応えのある生地になります。焼き上がりをひっくり返して取り出す瞬間は、何度やってもワクワクしますね。生焼けの場合は、もう一度炊飯スイッチを押すか、保温モードでしばらく様子を見てください。

極もちホットケーキミックスのアレンジは食事系も優秀

極もちは甘さや香料が控えめに作られているため、実はお菓子だけでなく食事系のアレンジにも最適なんです。特に「強力粉が必要なレシピ」の代用として使うと、発酵なしで時短調理ができるという大きなメリットがあります。

フライパンで作る肉まんは皮がモチモチ

私が初めて試して感動したのが、この肉まんです。コンビニの肉まんも美味しいですが、極もちで作る皮は、専門店のようなコシとモチモチ感があります。

失敗しない包み方

生地を少し硬めに練って丸く伸ばし、味付けしたひき肉の餡を包みます。それをフライパンに並べ、水を入れて蒸し焼きにするだけ。蒸し器を出さなくても、フライパンひとつで底がカリッ、上がモチッとした焼き小籠包のような肉まんが作れます。

包む時のコツ 生地の中央を厚めに、縁を薄めに伸ばすと、包んだ時に上の部分が分厚くなりすぎず、バランス良く仕上がります。具材を入れすぎると閉じるのが難しくなるので、最初は少なめの具材から挑戦するのがおすすめです。

発酵なしで本格的なモチモチピザを楽しむ

ピザを一から作ろうとすると、イーストを使って発酵させて…と時間がかかりますが、極もちなら発酵時間はゼロです。しかも、クリスピータイプではなく、ナポリピッツァのような耳まで美味しいモチモチの生地になります。

生地を薄く伸ばして、好みの具材とチーズを乗せて焼くだけ。生地自体にほんのり甘みがあるので、照り焼きチキンやコーンマヨネーズといった、子供が好きな味付けと非常によく合います。休日のランチに子供と一緒に作るのも楽しいですね。トマトソースだけでなく、カレーソースや明太マヨネーズを使うのもおすすめです。

豆腐を混ぜて焼くだけの即席ちぎりパン

パン作り初心者の救世主とも言えるのが、この即席ちぎりパンです。豆腐と極もちを混ぜてひとまとめにし、丸めて型に並べて焼くだけで完成します。

発酵させていないのに、焼き上がりはふっくらとしていて、ちぎると「ひき」のある断面が現れます。焼きたての香りはまさにパンそのもの。バターをたっぷり塗って食べると最高です。時間が経っても硬くなりにくいので、翌日の朝ごはん用としても優秀です。

冷めても美味しいアメリカンドッグのコツ

お弁当のおかずにぴったりなアメリカンドッグも、極もちで作ると衣が剥がれにくく、しっかりとした厚みに仕上がります。

衣を剥がれにくくする技

ソーセージに爪楊枝を刺し、少し硬めに溶いた生地をたっぷりと絡ませて揚げます。この時、ソーセージの水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取り、少量の小麦粉(または極もちの粉)をまぶしてから衣をつけると、揚げている最中に衣が脱げるのを防げます。

一般的なミックス粉だと冷めると衣がパサパサしがちですが、極もちだと冷めてもモチッとした食感が残るため、お弁当に入れても美味しく食べられます。

具材のアレンジ 魚肉ソーセージやさけるチーズを使うと、コストも抑えられてバリエーションも増えますよ。特にチーズドッグは、熱いうちに食べると中のチーズが伸びて楽しい食感になります。

卵なしの牛乳のみでも美味しく作れるのか

「卵を切らしてしまったけれど、ホットケーキやアレンジレシピを作りたい」という時もありますよね。結論から言うと、極もちは卵なしでも十分に美味しく作れます。

卵を入れない分、少し色は白っぽくなりますが、その分小麦の香りが引き立ち、よりモチモチ感が強調された仕上がりになります。牛乳の量を少し多めにして調整するのがポイントです。アレルギーがある方や、あっさりした味が好みの方には、むしろ卵なしの方が好まれるかもしれません。コクを出したい場合は、溶かしバターを少し加えると良いでしょう。

薄く焼いても破れにくいクレープ生地

極もちの粘りの強さは、薄く伸ばすクレープ生地にも適しています。一般的な薄力粉で作ると破れやすいですが、極もちを使うと生地に弾力が出るため、裏返す時も破れにくいんです。

焼き上がりは、端っこがカリッとしていて、中心部はモチモチ。お店で食べるクレープのような「噛み応え」のある生地になります。甘いクリームだけでなく、ハムやチーズを巻いた食事系クレープ(ガレット風)にするのもおすすめです。

生地を寝かせよう ダマをなくして滑らかにするために、生地を混ぜたあと冷蔵庫で30分ほど寝かせると、より均一で美しいクレープが焼けます。

極もちホットケーキミックスのアレンジを試そう

極もちホットケーキミックスは、単にホットケーキを焼くだけではもったいないほど、高いポテンシャルを秘めています。特に「モチモチ食感」や「冷めても美味しい」という特性は、今回ご紹介したようなドーナツやパン、ピザなどのアレンジでこそ真価を発揮します。

まずは冷蔵庫にある豆腐やヨーグルトを使って、簡単なアレンジから始めてみてください。「これ、本当にホットケーキミックスで作ったの?」と家族や友人に驚かれること間違いなしです。ぜひ、自分だけのお気に入りのアレンジを見つけて楽しんでくださいね。

※本記事で紹介したレシピやアレンジ方法は、個人の感想や経験に基づくものです。調理器具や環境によって仕上がりが異なる場合があります。正確な分量や栄養成分については、日清製粉ウェルナの公式サイトや専門のレシピサイトをご確認ください。

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