こんにちは。リヴェルニーお菓子店、運営者のあきらです。
2025年の冬も、大阪の街が美しく輝く季節がいよいよ本格化してきましたね。お店でコーヒーを淹れていると、お客様から「昨日はスカイビルのツリーを見てきたんですよ」なんて楽しそうな報告を聞くことが増えてきて、私までワクワクした気持ちになります。やっぱり、この時期だけの特別なキラキラ感は格別ですよね。
美味しいホットワインやスパイスの効いたソーセージ、そして職人さんが作った可愛い雑貨たち。そんな魅力的なクリスマスマーケットへ「今週末こそ行きたい!」と計画を立てている方も多いのではないでしょうか。でも、いざ行こうと思うと、ふとこんな疑問が浮かんでくるものです。
「クリスマスマーケットは大阪のどこで何時までやっているのかな?仕事帰りでも間に合う?」 「いつまで開催されているんだろう?クリスマス当日はもう終わってる?」
これ、実はものすごく重要なポイントなんです。場所によって終了時間が20時だったり22時だったりとバラバラですし、開催期間もクリスマス当日までやっているところもあれば、少し早めに終わってしまうエリアもあったりします。「せっかく行ったのに閉まってた…」なんて悲しい思いは絶対にしてほしくありません。
そこで今回は、私あきらが大阪の主要なクリスマスマーケットについて、開催期間や営業時間、そして2025年ならではの見どころを徹底的に調べてまとめました。お菓子屋の視点で「これは食べるべき!」というポイントも交えながらご紹介しますので、ぜひお出かけの参考にしてください。
- 大阪市内4大マーケットの正確な開催期間と営業時間が一目でわかります
- 仕事帰りでも間に合う「夜遅くまで開いている」会場を把握できます
- 昼間から楽しめるスポットや雨天時の対応についても理解できます
- 各会場の2025年ならではのテーマや見どころをチェックできます
【梅田】梅田スカイビル・クリスマスマーケット2025
大阪のクリスマスマーケットといえば、まずここを思い浮かべる方も多いはず。新梅田シティで開催されるこのイベントは、「ドイツ・クリスマスマーケット大阪」として長年愛されてきた、本場ドイツの雰囲気をそのまま持ってきたような重厚感が最大の魅力です。巨大なツリーの下で乾杯するあの瞬間は、大阪の冬の風物詩と言っても過言ではありません。
開催期間と営業時間について
2025年の開催期間は、11月14日(金)から12月25日(木)までのロングラン開催となっています。11月中旬からスタートしているので、クリスマス当日までたっぷりと楽しめるのが嬉しいですね。
詳細なタイムスケジュール
具体的な営業時間は以下の通りです。
- マーケット(飲食・物販エリア): 12:00~22:00(ラストオーダー 21:30)
- クリスマスツリー点灯時間: 17:00~22:00(会場全体のイルミネーションは23:00頃まで点灯)
ここで注目していただきたいのは、夜の22時まで営業しているという点です。多くの商業施設やイベントが20時や21時で閉まってしまう中、22時まで開いているというのは非常に貴重です。例えば、お仕事が少し長引いて20時頃に退社したとしても、梅田からサッと移動すれば十分にホットワインと食事を楽しむことができます。
あきらのワンポイント ラストオーダーは21:30です。週末のこの時間は飲み物を買うのに行列ができることもあるので、余裕を持って21:00頃には会場に到着しておくのがベストですよ。
2025年の見どころ:幻想のサーカス
毎年テーマが変わるのもスカイビルの楽しみの一つですが、今年のテーマは「The Circus of Light ~夜空にきらめく 幻想のサーカス~」です。会場全体がサーカス小屋のようなワクワクする空間に演出されています。
特に注目なのが、会場のあちこちに登場するオリジナルキャラクター「くもくもサーカス」の仲間たち。空中ブランコに乗っていたり、玉乗りをしていたりと、少しレトロで可愛いデザインが、ドイツの伝統的なマーケットの雰囲気と絶妙にマッチしています。
シンボルツリーとメリーゴーランド
会場の中央にそびえ立つ高さ27mの巨大クリスマスツリーは圧巻の一言。2025年はサーカスのテントをイメージしたカラフルなオーナメントで飾られており、例年以上にフォトジェニックです。また、これがないと始まらない!というファンも多い、120年以上の歴史を持つアンティーク・メリーゴーランドも健在です。
アクセスと防寒対策 場所はJR「大阪駅」中央北口から北西へ徒歩約7分。地下道を通って向かいます。 【注意】 スカイビルの下は「ビル風」が非常に強く吹くことで有名です。体感温度は大阪市内でもトップクラスに低いので、マフラーや手袋など、防寒対策は万全にしてお出かけくださいね。
【天王寺】てんしば・クリスマスマーケット2025
次にご紹介するのは、天王寺公園のエントランスエリア「てんしば」で開催されるマーケットです。梅田のドイツ風マーケットとはまた違った、開放的でカジュアルな雰囲気が魅力。芝生の広場でのんびりと過ごせるので、家族連れやカップルに大人気です。
開催期間と営業時間について
こちらの期間は、11月28日(金)から12月25日(木)までとなっています。約1ヶ月間の開催ですね。
朝から楽しめるのが最大のメリット
てんしばの営業時間は以下の通りです。
- 営業時間: 11:00~21:00(ラストオーダー 20:30)
- 初日(11/28)のみ: 16:00オープン
てんしばの特徴は、なんといっても朝の11時から開いていることです。冬の澄んだ青空の下、芝生に座ってソーセージを頬張りながらドイツビールを飲む…そんな休日のランチスタイルが叶います。夜のイルミネーションも素敵ですが、ぽかぽか陽気のお昼間に行くのも、混雑を避けられておすすめですよ。
「てんしば」ならではの楽しみ方
てんしば会場の魅力は、その立地環境にあります。すぐ後ろには日本一の高さを誇るビル「あべのハルカス」がそびえ立ち、芝生の緑と高層ビルのコントラストが非常に都会的で絵になります。
写真映えスポットが満載
会場内には「OSAKA TENNOJI PARK」という大きなロゴモニュメントがあり、ここでの記念撮影は定番です。クリスマス期間中は、このモニュメント周辺もリースやライトで装飾され、一層華やかになります。また、動物園が隣接していることもあり、動物モチーフの可愛いグッズやスイーツも販売されています。
雨の日はどうなる? 基本的には雨天決行ですが、屋外イベントのため、荒天の場合は中止になることもあります。また、芝生エリアは雨上がりだと地面が濡れている場合があるので、座って楽しみたい方はレジャーシートを持参するか、事前に地面の状況を確認すると安心です。
【中之島】OSAKA光のルネサンス2025
中之島エリアで開催される「OSAKA光のルネサンス」は、単なるマーケットというよりは、街全体を使った大規模な「光のアートフェスティバル」です。水都・大阪のシンボルである中之島が光に包まれる景色は、何度見ても感動します。
開催期間と営業時間について
こちらは他の会場と比べて期間が短く設定されています。
- 開催期間: 12月14日(日)から12月25日(木)までの12日間
まさにクリスマスのクライマックス、一番盛り上がる時期に凝縮して開催されるイベントです。期間が短い分、来場者も集中しやすいので、計画的に訪れることをおすすめします。
エリアごとの時間設定
- 光のマルシェ(飲食エリア): 16:00~22:00
- プロジェクションマッピング: 17:00~21:00(観覧無料)
- イルミネーション点灯: 17:00~22:00
飲食エリアである「光のマルシェ」は16時からオープンします。日が落ちる少し前に到着して、まずは腹ごしらえをしてから、17時の点灯と同時にイルミネーション散策をスタートするのが、一番効率の良い回り方かなと思います。
2025年の目玉:ディズニー映画との共演
大阪市中央公会堂の壁面を使ったプロジェクションマッピングは、毎年多くの人を魅了するメインコンテンツです。そして2025年はなんと、ディズニー映画最新作『ズートピア2』との連携プログラムが予定されています!
歴史ある赤レンガの建物に、ウサギのジュディやキツネのニックといったキャラクターたちが躍動する映像が投影される様子は、想像するだけでワクワクしますよね。映画の世界観と、大阪の歴史的建造物がどのように融合するのか必見です。
あきらの散策ルート提案 中之島は川沿いを歩くのが気持ちいいエリアです。淀屋橋から土佐堀川沿いのイルミネーションを見ながら中央公会堂へ向かい、マッピングを楽しんだ後は、北浜方面へ抜けてカフェで温まる…なんていう大人なデートコースはいかがでしょうか。
【梅田・屋内】阪急うめだ本店・クリスマスマーケット2025
「雰囲気は楽しみたいけど、寒いのはどうしても苦手…」という方には、阪急うめだ本店の9階、祝祭広場が絶対におすすめです。屋内でありながら、吹き抜けの巨大空間を使った演出は屋外に負けない迫力があります。
開催期間と営業時間について
百貨店のイベントなのでスタートが早く、クリスマス当日までしっかり開催されています。
- 期間: 11月19日(水)から12月25日(木)まで
- 9階 祝祭広場: 12月25日(木)まで開催
- 9階 催場(アートステージなど): 12月21日(日)まで(※終了日が異なるので注意!)
お買い物ついでに寄れる気軽さ
- 営業時間: 10:00~20:00(百貨店の営業時間に準ずる)
夜は20時までと、他のマーケットに比べると少し早じまいですが、その分朝10時からオープンしています。お買い物の合間や、友人とのお茶の時間に気軽に立ち寄れるのが最大のメリットです。
2025年のテーマ:Warmest White Christmas
今年の阪急うめだ本店のテーマは「Warmest White Christmas」。会場全体が白銀の世界に包まれ、幻想的な「白」のクリスマスを楽しむことができます。
毎時開催される「光のショー」
祝祭広場の中央には、全長約8メートルの「ミラーボールツリー」が登場します。このツリー、ただ飾られているだけではないんです。毎日、毎時00分になると、音楽に合わせてミラーボールが光を反射させ、広場全体がプラネタリウムのように輝く「光のショー」が開催されます。
屋内なので、雨が降っても風が強くても、髪型や服装を気にせずに思い切り写真撮影を楽しめるのも嬉しいポイントですね。私もお菓子作りの参考になりそうな、可愛いアイシングクッキーやシュトーレンを探しに、今年は真っ先にここへ行こうと計画しています。
大阪クリスマスマーケット一覧・比較まとめ
ここまでご紹介した4つの会場の情報を、パッと見て比較できるように表にまとめました。誰と行くか、何時に行くかに合わせて選んでみてくださいね。
| エリア(会場) | 開催期間 | 営業時間 | 特徴・おすすめポイント |
|---|---|---|---|
| 梅田スカイビル | 11/14(金)~ 12/25(木) | 12:00~22:00 (L.O. 21:30) | 本場ドイツの重厚感。 仕事帰りでも余裕の22時まで。 |
| 天王寺(てんしば) | 11/28(金)~ 12/25(木) | 11:00~21:00 (L.O. 20:30) | 開放感抜群の芝生エリア。 朝からビールランチが可能。 |
| 中之島 | 12/14(日)~ 12/25(木) | 16:00~22:00 (マッピングは21時まで) | 光のアートと歴史的建築。 期間が短いので要注意。 |
| 阪急うめだ本店 | 11/19(水)~ 12/25(木) | 10:00~20:00 | 完全屋内で寒くない。 白で統一された幻想的な世界。 |
こうして見比べてみると、それぞれの会場に個性があって面白いですよね。「今日は仕事が遅くなったからスカイビルで一杯だけ飲んで帰ろう」「週末は家族でてんしばでランチしよう」といった具合に、シーンに合わせて使い分けるのが大阪のクリスマスを楽しみ尽くすコツかもしれません。
まとめ:2025年の冬も素敵な思い出を
いかがでしたでしょうか。今回は「大阪クリスマスマーケット2025」の開催時間や期間について、詳しくご紹介しました。
大切な人と過ごす時間、一人で自分へのご褒美を楽しむ時間、友人たちとワイワイ盛り上がる時間。どのマーケットも、そんな素敵な時間を彩ってくれるはずです。特に今年は、各会場ともテーマ性が強く、例年以上に「没入感」のある空間づくりに力が入れられているように感じます。
これから寒さが本格化しますが、ホットワインで温まり、甘いスイーツで心を満たして、素敵なクリスマスシーズンをお過ごしください。もし、マーケットの帰りに「もう少しだけ甘いものが食べたいな」とか「温かいコーヒーでほっとしたいな」と思ったら、ぜひリヴェルニーお菓子店にも遊びに来てくださいね。マーケットの感想をお聞きできるのを楽しみにしています。
それでは、またお店でお会いしましょう!あきらでした。
※本記事の情報は2025年12月5日時点の情報を基に作成しています。天候や主催者の都合により、開催日時やイベント内容等が変更になる場合があります。お出かけの際は、必ず各イベントの公式サイトで最新情報をご確認ください。 (参考:大阪観光局公式サイト「OSAKA-INFO」)
