いなばグリーンカレーうますぎ!毎日食べる効果やカロリーは?

こんにちは。リヴェルニーお菓子店、運営者のあきらです。

SNSやテレビ番組で「いなばのグリーンカレーがうますぎる」という評判を耳にして、実際に食べてみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。100円〜200円台という手頃な価格でありながら、本場タイで作られた本格的な味わいは、一度食べるとやみつきになる中毒性があります。私自身も、仕事の合間のランチや、ちょっとしたアレンジ料理のベースとしてストックを欠かしません。

しかし、その一方で「独特の香りが強くてまずい」と感じる口コミや、「辛すぎて食べられない」という悲鳴にも似た声があるのも事実です。また、あまりに美味しすぎて毎日食べたくなってしまうけれど、ココナッツミルクたっぷりのカレーはカロリーや糖質が高く、体に悪い影響がないか心配という健康志向の方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、いなばグリーンカレーがなぜこれほどまでに絶賛されるのか、その魅力や美味しいアレンジレシピ、そして気になる栄養面についても徹底的にリサーチしてまとめました。

  • いなばのグリーンカレーが多くの人に愛される理由と、タイ現地製造のこだわり
  • カロリーや糖質、塩分など、毎日食べる際に知っておきたい栄養情報の真実
  • 辛いのが苦手な人でも美味しく楽しめるための具体的な対処法やマイルド化テクニック
  • スーパー、コンビニ、100均など、いなばグリーンカレーをお得に買える場所と種類の違い
目次

いなばグリーンカレーがうますぎる5つの理由

缶詰コーナーで見かけるあの黄色と緑の鮮やかなパッケージ。私も最初は「缶詰のカレーなんて、どうせレトルトの味だろう」と高を括っていました。しかし、お店のランチメニューのヒントになればと思って何気なく手に取り、一口食べた瞬間にそのクオリティの高さに衝撃を受けました。「うますぎる」と話題になり、一時期は売り切れ続出で入手困難になったのには、やはり明確な理由があるんですね。まずはその美味しさの秘密について、徹底的に深掘りしていきましょう。

なぜ美味しい?本場の味の秘密

いなばのグリーンカレーがこれほどまでに熱烈に支持されている最大の理由は、やはり本場タイで製造されているという点に尽きると思います。日本の工場で日本人の味覚に合わせて忖度して作られたものではなく、タイ現地の自社工場で、現地の食材を使って作られているんです。

フレッシュハーブへのこだわり

特に素晴らしいのがハーブの使い方です。一般的なレトルトカレーでは乾燥ハーブや香料を使用することが多いですが、いなばのタイカレーシリーズは、現地の契約農場で採れたフレッシュなハーブを生のまま使用しています。具体的には以下のようなハーブがふんだんに使われています。

使用されている主なハーブとスパイス

  • こぶみかんの葉(バイマックルー): 爽やかな柑橘系の香りの決め手。
  • スイートバジル(ホーラパー): 甘く濃厚な香りをプラス。
  • レモングラス(タクライ): スッキリとした風味を演出。
  • ガランガル(カー): タイの生姜。独特の辛味と香りが特徴。
  • 青唐辛子(プリック・キー・ヌー): 突き抜けるような鮮烈な辛さの源。

これらのハーブを石臼で挽いたペースト(あるいはそれに近い製法)で使用することで、缶を開けた瞬間の香りがレトルト特有の「こもった匂い」ではなく、まるでタイの屋台にいるかのような鮮烈な香りになるのです。ココナッツミルクの濃厚なコクと甘み、そして青唐辛子の容赦ない辛さのバランスが絶妙で、数百円で買える缶詰とは思えない本格的な味わいに仕上がっています。

(出典:いなば食品株式会社 公式サイト

まずいという口コミの真相

ネットで検索していると、「うますぎる」という絶賛の声がある一方で、少数ながら「まずい」「臭い」という辛辣な意見も見かけます。私が実際に食べてみた感想や、SNS上のネガティブな口コミを詳細に分析してみると、これは味が悪いというよりは「本格的すぎる」ことが原因で好みが分かれているケースがほとんどです。

香りのギャップに注意

日本の家庭的なカレーや、欧風カレーを想像して食べると、そのギャップに驚いてしまうかもしれません。特に以下の点が「まずい」と感じる要因になりやすいようです。

好みが分かれるポイント

1. ナンプラー(魚醤)の香り: 旨味の元であるナンプラーですが、発酵調味料特有の強い香りがあります。慣れていない人には「生臭い」「雑巾のような匂い」と感じられてしまうことがあります。

2. ハーブのクセ: こぶみかんの葉やレモングラスの香りは、芳香剤や洗剤の香りに似ていると感じる人もおり、これが「食べ物じゃないみたい」という感想に繋がることがあります。

つまり、タイ料理やエスニック料理が大好きな人にとっては「最高にうまい、求めていた味」ですが、香草が苦手な方にとっては受け入れがたい味になってしまうのです。これは品質の問題ではなく、純粋な好みの問題と言えるでしょう。

辛いのが苦手な人の対処法

「うますぎる」という評判を聞いて食べてみたものの、一口目で「辛すぎて食べられない!」となってしまう方もいらっしゃいます。いなばのグリーンカレーは、日本人向けに辛さを抑えることをせず、容赦ない本場の辛さを維持していますからね。

マイルドにするためのちょい足しテクニック

もし辛いのが苦手だけれど、あの独特のコクと香りは好きで食べたい、という場合は、以下の方法を試してみてください。驚くほど食べやすくなります。

対処法効果とやり方
牛乳・豆乳を足す最もポピュラーな方法です。鍋に移して牛乳や豆乳を大さじ1〜2杯加えて温めると、ココナッツミルク感が増してクリーミーになり、刺すような辛味が和らぎます。
卵をトッピング半熟卵や温泉卵を乗せ、黄身を崩しながら食べると辛さがマイルドになります。栄養価もアップするのでおすすめです。
チーズを溶かすとろけるチーズを乗せて温めると、脂質が唐辛子のカプサイシンを包み込み、辛さを感じにくくさせてくれます。
砂糖・ハチミツ隠し味程度に少量の砂糖やハチミツを加えると、コクが出て辛味の角が取れます。入れすぎると甘ったるくなるので注意してください。

これらのアレンジを加えることで、激辛が得意でない方でも、いなばのグリーンカレーの美味しさを十分に楽しむことができますよ。

チキンとツナの味の違いとは

いなばのタイカレーシリーズには、大きく分けて「チキン」と「ツナ」の2種類が存在します。お店の棚で隣同士に並んでいると、どちらを買うか迷ってしまいますよね。それぞれの特徴を詳しく比較してみましょう。

チキンとタイカレー(グリーン)

最もスタンダードで人気が高いのがこちらです。鶏肉の角切りがゴロゴロと入っており、ホロホロになるまで煮込まれています。鶏肉から出る脂と旨味がスープに溶け込んでいるため、濃厚でジューシーな味わいです。「カレーはやっぱり肉!」という方や、ご飯にかけてガッツリ食事として楽しみたい方にはチキンがおすすめです。

ツナとタイカレー(グリーン)

こちらはカツオやマグロの身(フレークまたは大きめの塊)が入っています。魚介ベースなので、チキンに比べると少しあっさりとしており、カロリーも若干低めな傾向があります。ツナの旨味がスープに染み出しており、よりエスニックな雰囲気が漂います。冷やして食べる場合や、サラダのドレッシング代わり、あるいはお酒のおつまみとして食べるなら、ツナの方が相性が良いかもしれません。

カロリーと糖質を詳しく解説

うますぎてついつい毎日食べたくなってしまいますが、ココナッツミルクたっぷりのカレーとなると、気になるのはカロリーや糖質です。「毎日食べると太る?」「ダイエット効果はあるの?」といった疑問について、栄養成分の観点から詳しく調べてみました。

意外と低糖質なタイカレー

実は、小麦粉やデンプンをたっぷりと使ってとろみをつける日本のルウカレーに比べると、さらっとしているタイカレーは糖質が比較的低めなんです。

種類(規格)カロリー(目安)炭水化物(目安)特徴
チキン(115g缶)約170〜190kcal約6〜8g通常のレトルトカレーより低糖質
チキン(75g缶)約120〜130kcal約4〜5gおにぎり1個分以下のカロリー
ツナ(115g缶)約150〜170kcal約6〜7gチキンより若干ヘルシー

※数値は製造時期や商品規格により多少異なります。正確な情報は商品の成分表示をご確認ください。

ココナッツミルクを使用しているため脂質は高めですが、糖質制限ダイエット(ロカボ)をしている方にとっては、一般的なカレーよりも罪悪感なく食べられるメニューと言えます。ただし、カレーが美味しいあまりにご飯(白米)を大盛りにして食べてしまえば当然太りますので、ご飯を玄米やカリフラワーライスに置き換えるなどの工夫が必要です。

カプサイシンの脂肪燃焼効果

唐辛子に豊富に含まれる辛味成分「カプサイシン」には、交感神経を刺激して発汗作用を促し、代謝をアップさせる効果が期待できると言われています。食べた後に体がポカポカするのはこのおかげですね。適度な摂取はダイエットの味方になるかもしれません。

体に悪いという噂は本当か

「缶詰を毎日食べると体に悪いのでは?」と心配される方もいるかもしれません。特に缶詰の内面塗装や添加物を気にする声があります。しかし、いなばのグリーンカレーに関しては、過度に心配する必要はないと考えられます。

まず、缶詰は密封した後に加熱殺菌を行うため、保存料(防腐剤)を使用する必要がありません。いなば食品の製品は、化学調味料不使用(アミノ酸等を使わない)の商品も多く、原材料は比較的シンプルです。

ただし、注意すべきは「塩分」です。カレー1缶あたり、おおよそ2.0g前後の食塩相当量が含まれています。厚生労働省が推奨する1日の塩分摂取目標量が男性7.5g未満、女性6.5g未満であることを考えると、1食で2gというのは決して少なくありません。毎日毎食食べるとなると塩分過多になるリスクがあるため、野菜をたっぷり追加してカリウムを摂取したり、汁を少し残したりするなど、バランスよく楽しむのが賢明です。

正しい温め方と容器の注意点

最後に、食べる際の安全に関する重要な注意点です。缶詰のまま直火にかけたり、電子レンジに入れたりするのは絶対にNGです。缶の内側のコーティングが溶け出したり、電子レンジ内でスパークして爆発したりする危険があります。

おすすめの温め方

  • 電子レンジの場合: 必ず深めの耐熱容器(お皿)に移し替え、ラップをふんわりとかけてから温めてください。加熱しすぎるとカレーが飛び跳ねる(突沸現象)ことがあるので、様子を見ながら加熱しましょう。
  • 湯煎の場合: 洗い物を減らしたいときは、お湯を沸かして火を止め、その中に缶ごと入れて数分間温めます。こうすることで、中の固まったココナッツオイルや鶏の脂が溶け、香りが一層引き立ちます。

いなばグリーンカレーのうますぎるアレンジと販売店

そのまま温かいご飯にかけるだけでも十分美味しいのですが、いなばのグリーンカレーはアレンジの幅が広いのも魅力です。「ご飯にかけるだけじゃもったいない!」と思えるほど、様々な料理に活用できます。私が実際に試して「これはうますぎる!」と感動した食べ方や、どこで手に入るのかについてご紹介します。

そうめんアレンジが絶品すぎる

夏の暑い季節や、食欲がない時にぜひ試してほしいのが、「グリーンカレーそうめん」です。SNSでも話題になり、もはや定番となりつつある食べ方ですが、これは本当に革命的です。

グリーンカレーそうめんの作り方

  1. そうめんを規定時間通りに茹で、冷水でしっかり洗って水気を切り、器に盛ります。
  2. いなばのグリーンカレーを耐熱容器に移して温めます(冷たいままでも美味しいですが、温めた方が香りが立ちます)。
  3. 温めたカレーを別の小鉢に入れ、「つけ汁」として添えます。
  4. お好みで、刻んだパクチー、大葉、ミョウガなどの薬味をたっぷりと用意します。

そうめんの淡白な味わいに、濃厚でスパイシーなグリーンカレーがしっかりと絡み、箸が止まらなくなります。日本の薬味(ミョウガや大葉)とも意外なほど相性が良く、エスニックと和の融合を楽しめますよ。

うどんを入れるだけの簡単レシピ

冬場や温まりたいときは、うどんがおすすめです。冷凍うどんを使えば、包丁いらずで5分以内に完成するスピードメニューになります。

冷凍うどんをレンジで解凍し、温めたグリーンカレーをかけるだけで「汁なしグリーンカレーうどん」の完成です。もしスープ風にしたい場合は、めんつゆを少量のお湯で割り、そこにグリーンカレーを混ぜ合わせると、出汁の効いた和風カレースープになります。

具材として、刻みネギや油揚げ、あるいは鶏肉を追加すると、より満足感の高い一品になります。うどんのモチモチとした食感とココナッツミルクのまろやかさは相性抜群です。

チャーハンにする人気の食べ方

ご飯と一緒に炒めてしまう「グリーンカレーチャーハン」も、ファンの間では人気のアレンジです。普通にチャーハンを作る要領で、味付けの代わりにグリーンカレー1缶を投入します。

美味しく作るコツ

水分が多くてベチャッとしやすいので、以下の手順で作るのがコツです。

  1. フライパンで具材(卵、玉ねぎ、ピーマンなど)とご飯をパラパラになるまで炒めます。
  2. いなばのグリーンカレーを投入し、強火で水分を飛ばすように一気に炒め合わせます。
  3. 最後にナンプラーや醤油を鍋肌から少し回し入れると、香ばしさがアップします。

炒めることでスパイスの香りが引き立ち、ナンプラーの香ばしさが加わって、お店で食べる本格的なエスニックチャーハンのような味になります。仕上げに目玉焼きを乗せれば完璧なランチの完成です。

ちょい足しで楽しむ具材を紹介

缶詰だとどうしても具材の量に限界があり、野菜不足になりがちです。そこで私はよく、冷蔵庫にある食材を「ちょい足し」してボリュームアップさせています。グリーンカレーと相性が抜群なのは、以下の食材です。

おすすめトッピング・ちょい足し具材

  • 揚げナス(または焼きナス): カレーを吸ってトロトロになったナスは最強の相棒です。冷凍の揚げナスを使えば簡単です。
  • パプリカ・ピーマン: 赤や黄色のパプリカを入れると彩りが一気に綺麗になり、食感のアクセントにもなります。
  • きのこ類: しめじやエリンギをバターでソテーして入れると、旨味とボリュームが増します。
  • タケノコ: 本場のグリーンカレーによく入っている具材です。水煮のタケノコを入れると食感が楽しくなります。
  • チーズ: ご飯の上にカレーをかけ、その上にとろけるチーズを乗せてトースターで焼けば「カレードリア」風に。

これらを1つか2つ加えるだけで、100円台の缶詰が立派なメインディッシュのごちそうに早変わりします。

ダイソーなど100均での販売

「食べてみたいけど、どこで売ってるの?」という質問も多いですが、実はダイソーやキャンドゥなどの100円ショップでも頻繁に見かけます。

ただし、注意点があります。100均で販売されている缶詰は、スーパーなどで売られているものよりも容量が少し少ない「ミニサイズ(75g〜80g程度)」であることが多いです。これはコストを抑えるための仕様ですが、お茶碗軽く一杯分くらいの量なので、ちょっと小腹が空いた時や、お弁当のお供、あるいはお試しで味を確認したい時にはちょうど良いサイズ感です。缶切り不要のプルタブ式になっていることが多いのも嬉しいポイントですね。

スーパーやコンビニの取扱店舗

しっかり一人前食べたい方は、スーパーやドラッグストアで探すのがおすすめです。イオン、西友、ライフ、業務スーパーなど、多くのスーパーの缶詰売り場やカレー売り場に並んでいます。こちらでは、115g〜125g入りの「通常サイズ」が販売されており、価格は150円〜200円前後であることが多いです。

コンビニでは、ローソンストア100などでは高確率で見かけますが、セブンイレブンやローソンなどの一般的なコンビニだと、店舗の規模によっては置いていないこともあります。もし近所のお店で見つからない場合や、気に入ってまとめ買いをしておきたい場合は、Amazonや楽天市場などのネット通販で「24缶セット」などを箱買いするのが一番手っ取り早く、1缶あたりの単価も安くなるのでおすすめです。

いなばグリーンカレーはうますぎるので備蓄推奨

いなばのグリーンカレーについて、その魅力や栄養、そして最高のアレンジ方法まで詳しくご紹介してきました。本場タイで作られた本格的なハーブの香りと濃厚な味わいが、手軽な缶詰で楽しめるのは、日本の食卓にとって本当に革命的なことだと思います。

まとめ:いなばグリーンカレーの楽しみ方

  • うますぎる理由: タイ現地製造によるフレッシュハーブと濃厚ココナッツミルクの黄金比。
  • 栄養面: 意外と低糖質だが、塩分とご飯の食べ過ぎには注意。野菜を足してバランス良く。
  • アレンジ: 夏はそうめん、冬はうどんやドリア風に。チャーハンも絶品。
  • 購入場所: 100均はミニサイズ、スーパーは通常サイズ。ネットでの箱買いも便利。

賞味期限も長く(製造から3年程度)、常温で保存でき、場所も取らないため、災害時の備蓄食(ローリングストック)としても非常に優秀です。温めなくても油分が少し固まっているだけで食べられなくはないので、非常時にいつもの美味しいカレーが食べられるのは大きな心の支えになるはずです。

まだ食べたことがないという方は、ぜひ一度この「うますぎる」体験をしてみてください。きっと冷蔵庫に常備したくなるはずですよ。

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